辞書紹介 ライトハウス英和辞典 第7版

目次

はじめに

研究社さんから発刊されている「ライトハウス英和辞典 第7版」を紹介します。

ライトハウス英和辞典はもともと「研究者ユニオン英和辞典」という名前で、1972年に初版が発刊されています。

そこから数えると50年以上もの歴史がある辞書になります。

進化を重ねるライトハウス英和辞典、お手元にぜひ!

辞書の外観

外箱デザイン
辞書デザイン
見開きイメージ

鮮やかなブルーのデザインが濃すぎず、薄すぎず、とてもキレイです。

ライトハウスは「灯台」という意味の英単語。

まさしく英語学習者の道しるべとなってくれる1冊ですね。

辞書の概要

辞書名称ライトハウス英和辞典 第7版
見出数約70,000項目監修・編者赤須 薫
出版社研究社価格(税込)3,410円
発刊年月2023年10月総ページ数1,826ページ
タテ×ヨコ18.7cm×13.3cm厚さ4cm
重さ789g色使い黒・赤の2色
構成1ページに2列1列の文字数(日本語)約26文字
カタカナ発音なし巻頭特集1日の英会話(漫画)
表紙の裏面略号・記号の説明背表紙の裏面発音記号一覧
特徴・特集
(辞書内にある
 お役立ち情報等)
誤用注意報:混同しやすい語の使い分けなどを表示
対話のスキル:適切な英語を話すためのキーワード等を表示
単語のキズナ:同じ語源を持つ単語を表示
その他にも学習する上でのポイントが満載です!
付録(巻末)文法解説 動詞型・形容詞型・名詞型の解説
基本会話表現 和英小辞典 不規則動詞活用表 接辞リスト
その他・ウェブ辞書の提供アリ

ココがオススメ!

見開きが使いやすい

最近の辞書や参考書の使いやすさには目を見張るものがありますね。

昔の辞書や参考書に触れたことのある方なら分かると思うのですが、分厚い書籍を開きっぱなしにするために手で押さえたり、重しをのせたりした経験ありませんか?

本書はさすが最新の辞書です。

開きやすさも抜群!

開いておきたいページを思うがままに開いておくことが出来ます。

そんなの当たり前でしょ!!という若い方にはあまり伝わらないかもしれませんが、これは本当にありがたい。

手元にある比較的新しい辞書はいずれも「自由に、臨んだページを見開きにしたままにできる」ものが多いのですが、個人的にはこのライトハウス英和辞典第7版が非常に開きやすい=見やすい辞書だなと感じています。

本の作り方などが進化しているのだろうなぁと思いますが、その書籍の進化が存分に盛り込まれている辞書です。

誤用注意報に納得

英語を書く、話すときに日本人が間違えやすい単語の使い方や表現を「良い例」と「悪い例」を示して教えてくれるのが【誤用注意報】です。

全部で78個掲載されていますが、これを拾い読みするだけでも「知らなかった!」、「これは言われなければ知らなかった」、「なんとなく習った気もするが忘れていた」と感じることが多いです。

【誤用注意報】がどこに掲載されているかもちゃんと目次があるので、拾い読みも簡単です。

文型の理解にも最適

英語、特に英文法の勉強を開始してから「???」となってしまう項目の1つが文型ですよね💦

でもちゃんと英語を受信して、発信していくためには文法・文型の理解も欠かせません。

私も勉強中ではありますが、文の構造を気にして読むようにしています。

そこでありがたいのが、このライトハウス英和辞典、そして同じく研究社から発刊されているコンパスローズ英和辞典に掲載されている「型」の表記です。

例えば、それぞれの動詞がよく用いる文型(例えば、「ある動詞ではV+О+前+名などの形をとる」など)が表示されています。

同じく形容詞や名詞にもよく用いられる「型」が記載されているので、しっかり調べて使おうとすれば変な英語を用いなくて済むでしょう。

もちろん全ての動詞や名詞に「型」が記載されているわけではありませんが、これを意識することで英語の理解が深まることは間違いナシ。

ちなみにこの「型」はライトハウス英和辞典の方が見やすくなっています!

ウェブ辞書も使いやすい

ライトハウス英和辞典第7版は購入特典として「ウェブ辞書」の利用が可能となっています。

ちなじにウェブ辞書の実際の画像はこのような感じになっています。

研究社 ライトハウス英和辞典 ウェブ辞書より引用

内容は紙の辞書と全く同じですので、安心して使えますね!

検索方法に「完全一致」「前方一致」「後方一致」の3つが備えられていること、似た意味の語などにはリンク機能があるのもウェブ辞書ならではの大きな利点です。

ただ1つ残念なのは、発音などの音声機能がないこと。

これで音声があれば、ますますありがたかったのですが、紙の辞書を購入すれば無料で使える機能ですので、あまり贅沢を言ってはいけませんね。

どんな人にオススメ?

発刊元である研究者さんのHPには【基礎から入試までをカバー】との記載があること、本辞書の巻頭には「LisaとKenの1日」という大学生、高校生の生活の1コマを漫画で紹介されているページがあることなどを踏まえると、高校生、大学生を対象にしているものと思われます。

しかしながら、掲載内容が約70,000項目あることや市販されている英和辞典の中でも最新のものである点などを踏まえると、社会人で英語を改めて勉強している方などにも非常に重宝するでしょう。

中学生以下の方がメイン辞書として使うにはさすがに細かすぎるのかもしれませんが、例えば知っている単語をちょっと調べてみる、手元にある中学生用の辞書では載っていない単語を調べるとき用の2冊目といった使い方であれば、オススメですよ!

おわりに

研究社さんから発刊されている「ライトハウス英和辞典 第7版」を紹介しました。

最新の英和辞書であるだけあって、見やすさ、開きやすさ、読みやすさなど様々に工夫されて作られているのがよく分かります。

英語の勉強をしていて、手元にまだ「紙の辞書」が無いという方には、お勧めの1冊となっています。

本屋さん(若しくはAmazonなどのページへGO!

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